震源レコード<BR>
<BR>
　　　　項目名　　　　　　 型　　内容<BR>
1　　　 レコード種別　　　 A1　　J:気象庁による震源<BR>
　　　　ヘッダ　　　　　　　　　 U:USGSが決定した震源<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 I:その他の国際機関(ISC,IASPEIなど)による震源<BR>
2-5　　 西暦　　　　　　　 I4　　オリジンタイムの西暦<BR>
6-7　　 月　　　　　　　　 I2　　オリジンタイムの月<BR>
8-9　　 日　　　　　　　　 I2　　オリジンタイムの日<BR>
10-11　 時　　　　　　　　 I2　　オリジンタイムの時<BR>
12-13　 分　　　　　　　　 I2　　オリジンタイムの分<BR>
14-17　 秒　　　　　　　　 F4.2　オリジンタイムの秒<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 震源固定の場合は小数点以下空白<BR>
18-21　 標準誤差(秒)　　　 F4.2　オリジンタイムの標準誤差(秒)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 震源固定の場合、または、Matched Filter法において<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 テンプレートの震源の情報を採用した場合は空白<BR>
22-24　 緯度(度)　　　　　 I3　　震央の緯度(度)<BR>
25-28　 緯度(分)　　　　　 F4.2　震央の緯度(分)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 震源固定の場合は小数点以下空白<BR>
29-32　 標準誤差(分)　　　 F4.2　震央の緯度の標準誤差(分)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 震源固定の場合、または、Matched Filter法において<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 テンプレートの震源の情報を採用した場合は空白<BR>
33-36　 経度(度)　　　　　 I4　　震央の経度(度)<BR>
37-40　 経度(分)　　　　　 F4.2　震央の経度(分)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 震源固定の場合は小数点以下空白<BR>
41-44　 標準誤差(分)　　　 F4.2　震央の経度の標準誤差(分)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 震源固定の場合、または、Matched Filter法において<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 テンプレートの震源の情報を採用した場合は空白<BR>
45-49　 深さ(km)　　　　　 F5.2　深さフリーの条件で計算した時の震源の深さ(km)<BR>
　　　　　　　　　　　　　 I3,2X 深さ固定または下記の刻みの条件で計算した時の震源の深さ(km)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 10km(1926年〜1960年、1967年〜1982年)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 20km(1961年〜1966年)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1km(1983年〜)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1982年以前の地震については適宜再調査され、<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 深さフリーまたは1km刻みの震源に置き換えられる<BR>
50-52　 標準誤差(km)　　　 F3.2　震源の深さの標準誤差(km)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 深さフリー以外の条件で計算した場合、または、<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 Matched Filter法においてテンプレートの震源の情報を<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 採用した場合は空白<BR>
53-54　 マグニチュード1　　F2.1　気象庁マグニチュード、気象庁CMTのモーメント<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 マグニチュードまたはUSGS等が計算したマグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 0未満の場合は以下のように表記する<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 -0.1:-1　 -0.9:-9　 -1.0:A0<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 -1.9:A9　 -2.0:B0　 -3.0:C0<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 マグニチュード１が求まらなかった場合は空白（半角スペース×2）<BR>
55　　　マグニチュード1　　A1　　気象庁マグニチュード<BR>
　　　　種別　　　　　　　　　　 J:旧観測網における坪井変位マグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (検知網展開以降は気象官署の震度計を2回積分して<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 機械式地震計フィルターを適用した変位振幅に坪井<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 変位マグニチュードを適用)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 D:坪井変位マグニチュードに準拠した変位マグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 d:Dに同じ、ただし観測点数2点で決定<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 V:Dに準拠した速度マグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 v:Vに同じ、ただし観測点数2または3点で決定<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 モーメントマグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 W:レコード種別がJの場合は気象庁CMTによるモーメント<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 マグニチュード。レコード種別がJ以外の場合はUSGS等<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 が計算したモーメントマグニチュードまたは気象庁CMT<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 によるモーメントマグニチュード。<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 他機関マグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 B:USGS等が計算した実体波マグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 S:USGS等が計算した表面波マグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 マグニチュード1が求まらなかった場合は空白<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 （半角スペース×1）<BR>
56-57　 マグニチュード2　　F2.1　気象庁マグニチュード、気象庁CMTのモーメント<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 マグニチュードまたはUSGS等が計算したマグニチュード<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 マグニチュード2が求まらなかった場合は空白<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 （半角スペース×2）<BR>
58　　　マグニチュード2　　A1　　マグニチュード1種別と同様<BR>
　　　　種別<BR>
59　　　使用走時表　　　　 A1　　気象庁が震源を決定するために使った走時表の種類<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 他機関の場合は空白<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1:標準走時表(83Aなど)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 2:三陸沖用走時表<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 3:北海道東方沖用走時表<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 4:千島列島付近用走時表(1を併用)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 5:標準走時表(JMA2001)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 6:千島列島付近用走時表(5を併用)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 7:観測点標高を考慮した地域別走時表（JMA2001、JMA2020A、<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 JMA2020B、JMA2020C）<BR>
60　　　震源評価　　　　　 A1　　震源を決定するにあたっての初期条件等<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 不明の場合は空白<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1:深さフリー<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 2:深さ刻み条件(深さを一定の幅で変化させて計算)で最適解を求めた<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 3:深さ固定等、人の判断による<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 4:Depth Phaseを用いた<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 5:S-Pを用いた<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 7:参考（2016年3月まで）<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 8:決定不能または不採用<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 9:震源固定(最も早い相の情報を検測した観測点の緯度、経度)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 M:Matched Filter法を用いた<BR>
61　　　震源補助情報　　　 A1　　気象庁の震源に対する情報<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 他機関の場合は空白<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1:通常地震　　　　2:他機関依存<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 3:人工地震　　　　4:噴火に伴う地震動等<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 5:低周波イベント<BR>
62　　　最大震度　　　　　 A1　　1:震度1　　　　　　　　2:震度2<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 3:震度3　　　　　　　　4:震度4<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 5:震度5(1996年9月まで)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 6:震度6(1996年9月まで)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 7:震度7<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 A:震度5弱　　　　B:震度5強<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 C:震度6弱　　　　D:震度6強<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 L:局発地震(最大有感距離が100km未満)(1977年まで)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 S:小局発地震(最大有感距離が100km以上200km未満)(1977年まで)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 M:やや顕著地震<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (最大有感距離が200km以上300km未満)(1977年まで)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 R:顕著地震(最大有感距離が300km以上)(1977年まで)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 F:有感地震(1984年まで)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 X:付近有感(1996年9月まで)<BR>
63　　　被害規模　　　　　 A1　　宇津が定めたところによる被害規模<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1:壁や地面に亀裂が生じる程度の微小被害(火山な<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 どの特殊な場所の地割れなどは除く)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 2:家屋の破損、道路の損壊などが生じる程度の小被害<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 3:複数の死者または複数の全壊家屋が生じる程度<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (ただし4には達しない)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 4:死者20人以上または家屋全壊1千戸以上<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (ただし5には達しない)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 5:死者200人以上または家屋全壊1万戸以上<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (ただし6には達しない)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 6:死者2千人以上または家屋全壊10万戸以上<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (ただし7には達しない)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 7:死者2万人以上または家屋全壊100万戸以上<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 X:被害あったが程度が分からないもの、または被害<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 があったとみられるもの(1988年まで)<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 Y:同じ地域に直前または直後に起こった地震の被害<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 と一緒になり、この地震の被害のみを取り出して<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 その程度を与えることが難しいもので、直前また<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　　 は直後の地震の被害に含まれている(1988年まで)<BR>
64　　　津波規模　　　　　 A1　　1926年〜1988年 宇津が定めたところによる津波規模<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1:検潮器では津波が観測されたが被害なし<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 T:津波あり<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1989年〜 今村・飯田(1958)による津波規模<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 1:波高50cm以下<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 2:波高1m前後<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 3:波高2m前後<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 4:波高4〜6m<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 5:波高10〜20m<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 6:波高30m以上<BR>
65　　　大地域区分番号　　 I1　　震央地名ファイルによるところの大地域区分番号<BR>
66-68　 小地域区分番号　　 I3　　震央地名ファイルによるところの小地域区分番号<BR>
69-92　 震央地名　　　　　 A24　 震央地名<BR>
93-95　 観測点数　　　　　 I3　　震源決定に使用した観測点の数<BR>
96　　　震源決定フラグ　　 A1　　K:気象庁震源<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 S:参考震源<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 k:簡易気象庁震源<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 s:簡易参考震源<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 A:自動気象庁震源<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 a:自動参考震源<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 N:震源固定・震源不定・未計算<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 F:遠地<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 Kは決定精度が良いもの、k、Aは決定精度がやや良いもので、<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 防災機関へは原則としてこれらのみを表示した分布図を提供する。<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 S、s、aは決定精度が良くないもので、必要に応じて参考にするためのもの。<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 Nは地震が発生したことを表すためのもの。A、aは自動検測による震源、<BR>
　　　　　　　　　　　　　　　　 k、sはK、Sよりも簡易な手順の検測による震源。<BR>