カリフォルニア、リッジクレスト付近の地震(2019/7/6 M7.1) 図1:米国地質調査所(USGS)の1964年から2019年7月5日05:00までのM6.0以上、深さ40kmまで震源分布です(世界標準時)。 ×印で示したのが今回の地震の震央です(震源時間は、日本時間7日12:19)。4日17:33(UT)にM6.4の最大前震が起きています。 濃茶色線は州境界、黄土色線は地表活断層線。 図2:図1と同じでM2.0以上。 図3:7月4日の最大前震と6日の本震のメカニズム解(ハーバードGCMTグループによる)。 Mw6.5とMw7.0でどちらもほぼ横ズレ型 図4:米国地質調査所(USGS)の2019年7月4日から9日15:30までのM5.0以上、深さ-1kmから40kmまで震源分布です(世界標準時)。 M7.1の震源付近には明瞭な活断層は知られてなかったようです。黒線は津村さんから頂いた地表断裂線の位置です。 図5:米国地質調査所(USGS)の2019年7月4日から9日15:30までのM-1.0以上、深さ-1kmから40kmまで震源分布です(世界標準時)。 4日のM6.4の地震は北東ー南西走向の震源断層でしたg、6日の本震は北西ー南東走向の断層です。 黒色×印は、地表に地割れが出来た地点という津村さんが書かれていた位置です。本震の震央の近くです。 図6:図5の切り出した地域内の時空間分布。上側が「B」側で北西です。 M6.4の地震の直後は北東ー南西方向の余震だけだったようですが、その後、北西ー南東走向の断層で活動が起き、M7.1地震に繋がったようです。 図7:図5の切り出した地域内のM-T分布。 M7.1地震の直後は、小さな地震が起きていないわけでは無く、地震波が連続しているため小さな地震が検出できにくいためです。 図8:米国地質調査所(USGS)の2019年7月4日から9日15:30までのM-1.0以上、深さ-1kmから40kmまで震源分布です(世界標準時)。 4日のM6.4の地震は北東ー南西走向の震源断層でしたg、6日の本震は北西ー南東走向の断層です。 図9:図8の切り出した地域内の時空間分布。上側が「B」側で北東です。 M6.4の地震の直後は北東ー南西方向の余震だけだったようですが、その後、北西ー南東走向の断層で活動が起き、M7.1地震に繋がったようです。 図10:津村建四朗さん提供。震源データは南カリフォルニア地震センターより。 青印はM7.1地震発生以降、赤印は7月4日からM7.1の直前まで。 戻る |