利島付近の群発地震(2020/12/18) 図1:Hi-netの自動震源データで2020年12月15日から2021年1月4日08時00分まで(日本時間)。 Mすべて、深さ50km以浅の震源。位置的には、利島と鵜渡根島(新島の北の小島)の間。 気象庁の緊急地震情報では 18日18:09分頃、伊豆大島近海(北緯34.6度、東経139.3度)、深さごく浅い、マグニチュード5.1 18日20:36分頃、新島・神津島近海(北緯34.5度、東経139.3度)深さ約10km、マグニチュード4.7 Hi-netの自動震源では、最初の地震は二つになっています。 2020-12-18 18:09:42 34.4864 139.3001 12.6km M4.4 2020-12-18 18:09:57 34.4961 139.2978 9.6km M4.6 20:36の地震は 2020-12-18 20:36:33 34.5077 139.3167 10.2km M4.0 で最初の地震より少し北東に離れた位置です。 2021-01-01 01:53の地震は、気象庁緊急地震情報ではM4.7、Hi-net自動震源では、M4.6。 図2:図1の枠内の震源の時空間図。上「B」が北西側。活動は南東側へ延びてM3.5が起きました。 図3:図1枠内の震源のマグニチュードと時間図。 この場所で15日22:25にM2.5の地震が起きていました。1月1日に再び活動がありました。 図4:図1枠内の震源の断面図。A側(南東側)に深くなっているようです。 図5:防災科技研による18日18時09分の地震の自動CMT解。P軸がNNW-SSE方向のほぼ横ズレ型。 図6:防災科技研による21日00時42分の地震の自動CMT解。正断層に近い型。 戻る |