スラウェシ島(インドネシア)の地震(2021/1/15 M6.1)

(2021/1/23 更新)


図1:米国地質調査所(USGS)の2021年1月10日から2021年1月15日(世界標準時)まで、M0以上、 深さ50kmまでの震源分布です。本震はM6.1で震源時間は、14日18:28(日本時間1月15日03:28)。 USGSは、この地域では小さな地震の震源を決めていないので、最大前震M5.6と本震M6.1しか決まっていません。


図2:インドネシア気象局(BMKG)の2021年1月13日から22日13:00(世界標準時)までの Mすべて、深さ50kmまでの震源分布です。本震のMは6.2になっています。


図3:図2の枠内の震源のマグニチュードと時間の図です。 最大前震M5.7が本震の約12時間前に起きています。 その最大余震はM4.9なので、小さくはなく普通ですが、余震の数が少ないです。 本震後の最大余震はM4.2なので小さすぎます。



図4:データは図2と同じ。拡大図で前震と本震の相対位置を見た。 前震が本震に近い位置で起きていた。


図5:グローバルCMTグループによるCMT解。Mw6.3で逆断層。 余震分布で見ると東へ低角で傾斜している面が震源断層である可能性が高い。



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