ハイチの地震(2021/8/14 M7.2)

(2021/8/17 更新)


図1:米国地質調査所(USGS)の1964年1月1日から2021年8月14日18:32(世界標準時)まで、 深さ80kmまでM6.5以上の震源分布です。 パラメータを示したのが今回のM7.2地震(Mw7.2)の震央です(震源時間は、8月14日12:29,日本時間14日21:29)。 2010年にその東隣でM7.3の地震が起き、31万6千人の犠牲者を出しています。


図2:図1枠内の震源の時空間分布図です。 上側が東側です。2015年頃から今回の震源周辺ではやや活発になっていたようです。


図3:米国地質調査所(USGS)の2021年8月14日12:00から2021年8月16日14:00(世界標準時)まで、 深さ40kmまですべての震源分布です。震源断層は、東西走向の左横ずれ断層でした。 今回の震源域から少し東に離れたところの緑色線で囲った所は、2010年M7.3地震の余震域です。


図4:図3枠内の震源の時空間分布図です。 上側が東側です。最大余震M5.8は本震の反対側で起きています。


図5:図3枠内の震源のマグニチュードと時間分布図です。縦軸はマグニチュード。 最大の余震は、今の所、M5.8です。この地域の地震は、M4以上しか震源を決めていないようです。



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