茨城県沖の地震活動 図1:1920年1月1日から2021年7月31日(日本時間)の気象庁一元化震源による震源分布。 深さ40kmまで、M4以上の震源。 図2:図1の枠内震源の時空間図。上が東側。 図3:図1の枠内震源のマグニチュードの時間変化図。縦軸はマグニチュード。 1944年から1959年までは検知能力がやや落ちていた。 図4:図1の枠内震源の年罰地震数の変化図。 1938年福島県沖の地震群のときと2011年3-11地震の後に多発していた。その後もやや多い状態だった。 今年は7か月間のデータで去年1年間より多いので、例年より多い年になりそうである。 図5:2019年1月1日から2021年7月31日まで(日本時間)のフラグK,A,kの気象庁一元化震源。 深さ60kmまで、M0以上の震源。 図6:図5の枠内震源のマグニチュードの時間変化図。縦軸はマグニチュード。 図7:図5の枠内震源のマグニチュードの時空間変化図。上側は東側。 2020年9月からS-net(海域観測網)のデータが処理に導入され、沖合の検知能力が向上した。 この枠のすぐ北側で2021年2月13日23時07分に福島県沖の深さ55kmM7.3の地震が起き、 この枠内でもその余震が多発。なぜか沖合に活動が広がったようだ。 図8:図5の枠内震源の地震数の月別変化図。 2020年9月から決定される震源数が増えている。これはS-netの貢献によるもの。 また、2021年2月のM7.3福島県沖地震から増えているが、4月以降も多いのはなぜか検討が必要。 図9:2012年1月1日から2021年7月31日まで(日本時間)のフラグK,A,kの気象庁一元化震源。 深さ60kmまで、M4以上の震源。 図10:図9の枠内震源の地震数の月別変化図。 3~11の影響のある2012年以降でピークがあるのは、2014年7月12日04時22分に福島県沖で M7.0 の地震(最大震度4)が発生、2016年11月22日05時59分に福島県沖で M7.4 の地震が発生、2021年2月M7.3福島県沖地震が発生とM7地震が発生している。しかし、今年8月はまだ4日間なのにかなり多い! 図11:図9の枠内震源のマグニチュードの時空間変化図。 図12:2021年8月1日から2021年8月4日まで(日本時間)のフラグK,A,kの気象庁一元化震源。 深さ60kmまで、M4以上の震源。 図13:図12の枠内震源のマグニチュードの時空間変化図。今のところ最大地震M6.0の群発的な活動のようですね。 戻る |