能登半島北東端の地震M5.1

(2021/9/17 更新)


図a:赤線は能登半島北東部の月別地震回数。右側縦軸が回数目盛り。 青線は松代群発地震の月別有感地震数。回数目盛りは左縦軸。 両者の縦軸のスケールは7.6倍違う。 横軸の目盛りは1年。どちらも4年と1ヶ月間のデータ。 松代群発は、1965年8月から1969年8月まで、能登は2018年1月から2022年1月まで。

図b:赤線は能登半島北東部の月別地震回数。右側縦軸が回数目盛り。 青線は松代群発地震の月別無感地震数。回数目盛りは左縦軸。両者の縦軸のスケールは約65倍違う。 どちらも4年と1ヶ月間のデータ。


図c:最盛期と思われる1年2ヶ月間の日別回数図。 上は能登半島北東部の地震活動(震源が決まったもの全て)。下図は、松代群発地震の日別有感地震回数。
図1:2019年1月1日から2021年8月31日(日本時間)の気象庁一元化震源による震源分布。 深さ30kmまで、Mすべての震源。9月16日のM5.2地震の震源は半島の北東端(図4を参照)。 西側のM5.5は去年の地震。この南西部沿岸では2007年にM6.9能登半島地震が起きています。

図2:図1の枠内震源の時空間図。上が北東側。 半島の北東部はかなり長期にわたって地震活動があった。


図3:図1の枠内震源のマグニチュードの時間変化図。縦軸はマグニチュード。


図4:2021年9月1日から9月16日19:40まで(日本時間)のHi-net自動震源。 深さ30kmまで、M-1以上の震源。 Hi-netではM5.3になっていますが、気象庁の情報ではM5.1です。 薄青色の線は、日本の活断層の確実度1から3までの地表活断層線です。 短い線が多数ありますが、必ずしも信頼度は高くないかもしれません。


図5:図4の枠内震源のマグニチュードの時空間変化図。上側は東側。


図6:図4の枠内震源のマグニチュードの時間変化図。縦軸はマグニチュード。


図7:2021年9月1日から9月17日11:00まで(日本時間)のHi-net自動震源。 深さ30kmまで、M-1以上の震源。 薄青色の線は、日本の活断層の確実度1から3までの地表活断層線です。 震源の近くに短い薄青色線があります。


図8:1900年1月1日から2021年9月14日まで(日本時間)の気象庁震源。 深さ30kmまで、M4以上の震源。×印が今回の地震の震央。



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