中国、四川省甘孜州の地震(2022/9/5 M6.8)

(2022/9/7 更新)


図1:中国地震局の震源データの今年年8月1日から9月5日13:40(中国標準時)まで、 深さ60kmまでMすべての震源分布です。 米国地質調査所のデータではM6.6。 +印は成都市の位置。黒線は省境界線。 茶色線は地表活断層線で、今回の地震は活断層が交わった場所で起きたようです。 余震分布を見ると震源断層は、南南東に延び手いるようです。


図2:中国地震局の震源データの過去の活動を青色で 今回の活動を赤色で示した。深さ30kmまでM3以上の震源分布です。 図の中央やや上に北東から南西に太い帯状に震源が分布しているのは2008年M8.0ブン川(四川)地震の 余震域。


図3:今回の活動を赤色で示した。深さ30kmまでM0以上の震源分布です。 余震域に重なっている北西から南東に延びる活断層は、多分「鮮水河断層」。 右上の+印は、成都市の位置。


図4:図3の枠内の震源の時空間図。4日に少し北側で地震活動があった。上側が、NNW。


図5:図3の枠内の震源のマグニチュード・時間図。4日に少し北側で地震活動があった。


図6:図3の枠内の震源の断面図。 4日に少し北側で起きていた地震は深さが10kmより浅かった。 右側が北側で、深さ方向が水平距離の2倍。


図7:グローバルCMTグル−プによる解、Mw6.7。左横ずれ断層。



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