2022年10月8日の北朝鮮の震動源

(2022/10/29 更新)


図1:米国地質調査所(USGS)の震源データによる1964年1月1日から2022年10月11日24時(世界標準時)まで、 深さ100kmまでMすべての地下核実験と思われる震動源の位置。 茶色線は国境、黒線は道境界線。


図2:図1枠内の震源のマグニチュードと時間図。規模が段々大きくなっている。 2017年のM4以下にある3個は、最初の一個は落盤又は崩落の震動とされている。 あとの二つは、誘発された地震と思われる。


図3:韓国気象庁のデータによる1964年1月1日から2022年10月11日24時(日本標準時)まで の震源を分布図。これらは地下核実験ではないが、実験場付近で起きた震動源。 発破かも知れないし、誘発された小地震かも知れない。 分布が南東方向へ伸びている。 日本で震動源が直線的に分布する場合は、トンネル工事などの発破が震動源のときに見られる。 紫色×印は、図1の震動源の位置を示した。韓国気象庁が決めた位置と若干異なる。


図4:図3枠内の震源の時空間図。上側が南東側。時間と共に南東へ伸びている。


図5:図3枠内の震源の震源のマグニチュードと時間図。

2017年の地下核実験の資料へ

日本の工事爆破の例

図6:国立防災科学技術センター(現在の防災科技研)のAPE震源データで1983年7月から1984年12月までの栃木県南部の震央分布図。 枠で囲った中の震源が、工事発破と思われる。 このころの震源カタログには、工事爆破と思われる発破が結構含まれていました。
APEは「the Analyzimg System for Precorsors of Earthquakes」の略称(岡田義光さんに教えてもらいました)。


図7:図6枠内震源の時空間分布図。上側が北側(B)。 1983年11月から12月にかけて、時間の経過と共に上側(B側)へ震源が移動する2列が見える。 これは工事の進展とともに発破地点が移動しているのを示している。


図8:図6枠内震源の震源時間の時間別回数図、曜日別、分別回数図。
左図:1日の内で、11時、12時、16時、17時に多くの発破が行われている。
中央図:日曜日(左端のS)には発破は行われていない。工事は休み。
右図:00分と59分が多い。59分は、震源決定時の計算誤差によるもので、実際は00分と思われる。
これらは自然地震ではありえない特徴。

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