トルコ南部のM7.8地震(2023年2月6日) 図1:米国地質調査所(USGS)の震源データによる1964年1月1日から2023年2月6日02時00分(世界標準時)まで、 深さ60kmまでM6以上の震源分布図。パラメータを示したのが今回の地震と大きな余震。 オレンジ色の線はプレート境界線。トルコ側はアナトリア・プレート、南東側はアラビア・プレート。 図2:米国地質調査所(USGS)の震源データによる1964年1月1日から2023年2月6日02時00分(世界標準時)まで、 深さ60kmまでM4以上の震源分布図。 図3:グローバルCMTグループによる本震のメカニズム解。南北圧縮の横ズレ型地震。 北東ー南西の節面が断層面と思われる。 図4:宇津カタログの震源データによる1800年1月1日から2022年12月31日(世界標準時)まで、 深さ100kmまでM6以上の震源分布図。 1822年のM7.4地震(死者2万人)は大地震が続発しなかったようですが、 1872年のM7.3地震(死者1000人)は、翌日に北東側でM7.2(死者1800人)が起きており、 1893年のM7.1地震(死者885人)では29日後にM7.0(死者1500人)が起きており、しばらく注意が必要。 図5:宇津カタログの震源データによる1800年1月1日から2022年12月31日(世界標準時)まで、 深さ100kmまでM6以上の震源分布(青色)に今年のM4以上の震源(赤色)を重ねて表示した。 今回の破壊が北東側へ広がり、1893年の破壊行きの近くまで達したように見える。 図6:米国地質調査所(USGS)の震源データによる2023年2月3日から2月6日11時00分(世界標準時)まで、 深さ60kmまでMすべての震源分布図。続発地震M7.5が北北東側で起きた。 図7:図6の枠内の震源データの直線ABに対する時空間分布。 上側(B)が北東側。 図8:ヨーロッパ地中海地震センター(EMSC)の震源データによる2005年1月1日から20232月6日01時00分(世界標準時)まで、 深さ60kmまでMすべての震源分布図。緑線は国境、茶色線は活断層(GEMによる)。 多くの震源分布は活断層線と一致している。 図9:ヨーロッパ地中海地震センター(EMSC)の震源データによる2005年1月1日から2023年2月6日01時00分(世界標準時)まで、 深さ60kmまでM4以上の震源分布図。2020年に今回の震源域の北東側でM6.8の地震が起きていた。 図10:ヨーロッパ地中海地震センター(EMSC)の震源データによる2022年1月1日から2023年2月6日01時00分(世界標準時)まで、 深さ60kmまでMすべての震源分布図。M7.8地震の前の活動。 図11:図10の枠内の震源データの直線ABに対する時空間分布。 上側(B)が北東側。2022年7月、10月、12月と小規模な活動があった。 図12:図6の枠内の震源データのマグニチュードの時間分布。 7月、10月、12月の小規模な活動は、最大でもM4台でM5に達していなかった。 図13:ヨーロッパ地中海地震センター(EMSC)の震源データによる2023年2月6日01時00分から2月6日10時20分(世界標準時)まで、 深さ60kmまでM4すべての震源分布図。 M7.8発生からM7.5の前まで。M7.5の震源域では、M4.3の1個しか検出されていない。 図14:図13の枠内の震源データの直線ABに対する時空間分布。 上側(B)が北東側。パラメータを示したのはM7.5の震源域で起きた地震。 図15:ヨーロッパ地中海地震センター(EMSC)の震源データによる2023年2月6日10時20分から2月14日15時00分(世界標準時)まで、 深さ60kmまでMすべての震源分布図。 図16:ヨーロッパ地中海地震センター(EMSC)の震源データによる2023年2月5日から2月20日(世界標準時)まで、 深さ60kmまでMすべての震源分布図。 図17:図16の枠内の震源データの直線ABに対する時空間分布。 上側(B)が北東側。大余震は余震域の南西端で起きた。 図18:図16の枠内の震源データのマグニチュードの時間分布。 図19:宇津カタログの震源データによる1000年1月1日から2023年2月10日(世界標準時)まで、 深さ60kmまでMすべての震源分布図。 図20:図19の枠内の震源データの直線ABに対する時空間分布。 上側(B)が北東側。 今回の地震の前の地震は1512年のM7.4と思われるが、プレーと境界全体の繰り返し発生パターンは単純では無い。 図21:図19の枠内の震源データのマグニチュードの時間分布。12世紀の活動が活発だったようだ。 土耳其“双震”発生在断裂帯活動“空区”(中国語)(2/8 更新) ヨーロッパ地中海地震センターの震央分布 トルコ、ボガジチ大学カンデリ観測所による震央分布 戻る |