カンピ・フレグレイ火山付近の地震(2024年5月) 図1:INGVの震源データによる2003年1月1日から2024年5月23日24:00(UTC)まで、 深さ40kmまでMすべての震源分布図。△印は、東がベスビオ火山、西がカンピ・フレグレイ火山。 その間にナポリがある。 図2:図1枠内の震源の時空間分布。上側が東。 上側の活動は、ベスビオ火山付近の活動で、下側の活動はカンピ・フレグレイ火山付近の活動。 さらに下側の活動は、イスキア島の活動。ここも火山のようだ。 だいたいこの付近の地震は、2016年頃から検出できるようになったようだ。 図3:図1枠内の震源のマグニチュードの時間変化。最大地震は5月20日のM4.4(カンピ・フレグレイ火山付近)。 現地の震源分布図はこちら−>こちらを参照 地殻変動はこちら−>こちらを参照 急速な変化が見られる。 図4:INGVの震源データによる2020年1月1日から2024年5月27日07:00(UTC)まで、 深さ40kmまでMすべての震源分布図。 △印は、東がベスビオ火山、中央がカンピ・フレグレイ火山、その間にナポリがあり、西の島の火山がイスキア。 図5:図4枠内の震源の時空間分布。上側が東。 カンピ・フレグレイ火山付近の拡大活動図。 図6:図4枠内の震源のマグニチュードの時間変化。最大地震は5月20日のM4.4(カンピ・フレグレイ火山付近)。 図7:図4枠内の震源の深さの時間変化。ほとんどが5kmより浅い。 上図の直線ABの断面概念図が下図。 図はhttps://geology.com/volcanoes/vesuvius/より。 参考 石川有三・吾妻崇,2016,イタリア中部の地震と活断層,産総研IEVGニュースレター, Vol.3.No.5,10-13. https://unit.aist.go.jp/ievg/katsudo/ievg_news/index2016.html 石川有三,2017,イタリアの地震と地中海のプレートテクトニクス,なゐふる,No.108,4-5. https://www.zisin.jp/publications/pdf/nf-vol108.pdf 戻る |