姉川地震(あねがわじしん)(1909/08/14)M6.8 1909年8月14日15時31分に滋賀県北東部の姉川付近を震源としたM6.8の内陸直下型地震。 江濃地震(こうのうじしん)とも呼ばれる。 滋賀県から福井県にかけて北北西にのびる柳ヶ瀬断層の一部がズレたと考えられる。長浜市で震度6。 被害は、滋賀県と岐阜県で生じ、死者41人、全壊家屋978。 特に滋賀県の虎姫村(旧・東浅井郡虎姫町、現・長浜市)で被害が大きかった。 山崩れ70カ所、琵琶湖で高さ1.8mの波が押し寄せた。 図1:気象庁(当時中央気象台)による震度分布 図2:震災予防調査会報告にある震度分布図。 図3:田根小学校の校舎倒壊。 図4:湯田村の尊勝寺本堂の倒壊 参考資料・文献 今村明恒、明治四十二年姉川地震調査報告 震災豫防調査會報告. 第70號, 1910.11, pp. 1-63. 岡田 篤正、2004、柳ケ瀬断層南部における第四紀後期の累積変位量と平均変位速度、活断層研究,p.129-138. 琵琶湖周辺の歴史時代の被害地震 滋賀県地震被害想定 滋賀県地震防災対策 戻る |