槍ヶ岳付近の地震M5.3

(2021/10/4 更新)


図0a:2021年9月19日10:00から10月4日09:00(日本時間)までのHi-net自動震源による震源分布。 深さ20kmまで、Mすべての震源。Hi-net自動震源では本震はM4.7で深さ5.0km(気象庁はM5.3、深さ0km)。 27日19:54にM3.9、同20:25にM3.8が南部(長野県内)で起きた。 茶色線は県境(不正確)で左が岐阜県で、右が長野県。緑線は長野県内市境界線。 赤色三角印は火山の位置。一番北側が焼岳(2455m)。その南の△印はアカンダナ山(2109m)。 一番南は乗鞍岳。


図0b:図0aの枠内震源の時空間図。上が北側。約1時間40分後に南へ広がったが、その後は主に北側で起きている。 南側の活動も収まって来た。


図0c:図0aの枠内震源のマグニチュードの時間変化図。縦軸はマグニチュード。


図1:2021年9月19日17:00から9月19日24:00(日本時間)までの気象庁一元化震源による震源分布。 深さ30kmまで、Mすべての震源。主な地震のパラメータも示した。 ほとんどの地震が岐阜県側で起きている。 茶色線は県境(不正確)で左が岐阜県で、右が長野県。緑線は長野県内市境界線。 赤色三角印は火山の位置。一番北側が焼岳(2455m)。その南の△印はアカンダナ山(2109m)。 一番南は乗鞍岳。


図2:図1の枠内震源の時空間図。上が北側。約1時間40分後に南へ広がった。


図3:図1の枠内震源のマグニチュードの時間変化図。縦軸はマグニチュード。 M4以上の地震のパラメータも示した。


図4:2020年4月23日から2021年9月19日24:00まで(日本時間)の気象庁一元化震源による震源分布。 深さ30kmまで、M4以上の震源。長野県内と岐阜県内では、走向がやや異なるが、それぞれ直線的な分布を示す。 今回の地震は、一番北に位置し、線状分布から少し離れた位置で起きた。


図5:図4の枠内震源のの時空間図。上側は北北西側。全体的に震源が北上している。

2020年4月23日M5.5上高地の地震(松本市西部)を参照

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