Seis-PCの紹介

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元来、震源を表示するために開発しましたが、地図上にいろんなものを表示するのに使えます。ソフトは、下記のサイトから入手出来ます。
https://drive.google.com/drive/folders/19Fx_E9clfWP_EtYZnsvZ5P94IQaQzTDK?usp=sharing
この中にあるseis-pc2020bri.zip(270MB)にほとんどのファイルを一緒に圧縮しています。
実行ファイルの最新バージョンは、seispc46.zipです。

Windows 7, 8,8.1,10 でのSeis-PCの利用について

以前のようにインストールしないで下さい。
Cドライブのprogram files の外にseis-pc用のフォルダーを作って (デスクトップにではなく)、 その中に上のボックスのフォルダーごと全ファイルをコピーして下さい。
seis-pcフォルダーの中に、seis-pc.exeや\area、\tmp、\data、\doc、\mapの フォルダーが存在し、\mapの中にjapanv.mapがあれば良いです。
次に、ライブラリィを使用するPCにセットします。
'xrun06.exe' か、'xrun_setup.exe'を探して下さい。
xrun06.exeを展開すれば、xrun_setup.exeが出来ます。
そのxrun_setup.exeを実行すると、そのPCにライブラリィがセットされます。
その後、seis-pc-exeを実行できます。
xrun_setup.exeは、Seis-PC2014フォルダーの中にも置いてあります。
MacでWindowsエミュレータを使った場合も同じです。

とりあえず震央分布を描く

Seis-PCに関する FAQ


自由な範囲の地形図を描ける。

この図では、50mメッシュ標高データを用いて、松代群列地震観測点を加えてある。地形を表示するには、地図センターの数値地図メッシュ(標高)を購入しないといけない。購入は、http://www.jmc.or.jp/data/gsi.html (日本の陸域のみ)。


河川も描ける。


自由な範囲の地図を描ける。その上に観測点や地表活断層線を書き加えられる。世界の標高データは、NOAAのETOPO5を使用。 http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/global/relief/ETOPO5/TOPO/ETOPO5/


その上に震源分布を描けるクリックして震源パラメータを表示できる。


その震源分布図から地域を自由に切り出して断面図(最大50角形まで可能)。


直線の長さを地図中の長さと一致させて表示する。変な場所の震源は1964年ですから信頼度は低いですね。場所が間違っているのでしょう。


深さの縮尺を半分にして表示する。


その地域内の直線ABへ投影した空間−時間図。横軸は、年です。


直線の長さを地図中の長さと一致させて表示する。(図未作成)


その地域内の直線ABへ投影した震源の数の頻度分布図。


その地域内のM−時間図。マークとバーの両方を表示。


マークだけ。クリックするとその震源パラメータを表示できる。


バーだけ


その地域内の回数−時間図を描ける。累積回数変化。


年別回数変化。


月別回数変化。期間が短かければ、日別、時間別回数変化図も描ける。


その地域内の震源の深さ−時間図を描ける。深さ33kmに震源が列んでいるのは、深さの決まりが悪い場合に深さを33kmに仮定して位置を決めるためです。


その地域内の震源の深さ別回数図を描ける。


その地域内のM別発生頻度とb値図を描ける。


その地域内の発生時刻の周期性を描ける。上の左から、月別、日別、時間別の頻度図。下の左から、曜日別、分別、10分別、秒別の頻度図


発生時期で色分けできる。1990年フィリピン地震以前(青色)と本震・余震(赤色)


メカニズム解によるP軸、T軸の水平面投影図。


P、T軸それぞれの方位角(Direction)、傾斜角(Dip)の度数分布図。


参考文献
石川有三・松村一男・横山博文・松本英照,1985,SEIS−PCの開発 −概要−,情報地質,19-34.
石川有三,1986,SEIS−PC −改訂版の概要−,情報地質,65-74.
石川有三・中村浩二,1997,SEIS−PC for Windows95,地震学会予稿集(春)B22-P11.
中村浩二・石川有三,2005,卓上の地震活動解析 SEIS-PC for Windowsのこの8年,日本地震学会2005年秋季大会講演予稿集 P153.


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